構造体ビュー
ビューの表示
表示(V)
-構造体表示(U)
メニューで、構造体ビューが表示されます。
操作
「Structures:」リストの中から表示したい構造体名を選び、次に構造体の先頭アドレスをダブルクリックすると、「Members:」リストに、カーソル位置からのデータを構造体のメンバとして表示します。
「Members:」リスト上の各メンバをクリックすると、そのデータの位置へカーソルが移動します。さらに、メンバをダブルクリックすると、検索ボックスから新たなデータを入力できます。(リードオンリモードでは、入力できません)
※Ver1.61より、メンバの最後のをダブルクリックすると、 次の構造体がある場合にはそれを選択し、次のデータ位置へカーソルを移動します。
構造体の追加
構造体リストは、BZ.DEF
ファイルに記述します。
BZ.defの保存場所
インストーラー版: %AppData%\Roaming\BzEditor\Bz.def
zip版: Bz.exeと同じディレクトリ
両方存在する場合、Bz.exeと同じディレクトリのBz.defが優先して読み込まれます。
変数型
型名のキーワードは、次の15種です。構造体のネストはできません。
1byte,2byte,4byte, 8byte
-----------------------------------------------------
char, short,long(==int), int64 10進表示 (符号あり)
byte, word, dword, qword 10進表示 (符号なし)
BYTE, WORD, DWORD, QWORD 16進表示 (符号なし)
float, double 浮動小数点
-----------------------------------------------------
例: dword cx , cy;
float fPointX;
BYTE b1;
配列
例: long dfReserved1[4];
ファイル拡張子限定
例: .bmpと.jpgファイルのみ
struct BMPONLY {
DWORD m1;
} bmp, jpg;
コメント
C言語風のコメントが2種類使用できます。/* comment */ と //コメント
例:
DWORD dwFlag1; //comment1
BYTE b1; /* comment2 */
zlibアナライザー
バイナリに埋もれたzlib圧縮データを見つけ、解凍する
表示(V)
-アナライザー表示(A)
メニューを実行すると、Zlibアナライザーを、左側へ表示します。ファイル内のzlibデータを探査、解凍できます。
対応フォーマット
探査、解凍に対応しているのは、deflate (無印)
で圧縮されたデータのみです。GZip
などのデータには対応しておりません。
簡易探査
Start
を押すと大雑把にzlibデータを検索します。探査中はUIがフリーズします。操作できません。
終わると探査結果がリストビューへ表示されます。この探査結果はかなりいい加減なものです。正確ではありません。
詳細探査 & 解凍保存
次に、Save All
を押すと上の探査結果すべてを解凍してみます。
解凍できる正常なデータがある場合、解凍データを保存フォルダへ書き込みます。
解凍できなかったアドレスは上記探査結果から削除され、解凍もされません。
探査結果のリストを選択して、Saveで単体を解凍することもできます。
正しいzlibデータのアドレスだった場合、解凍データが保存フォルダへ保存されます。
zlibデータの誤検知のアドレスだった場合、リストからアドレスが削除され、何も保存されません。